平成30年度卒業研究の案内


- 新卒研生のための研究紹介 -

酒井先生とその弟子達が、世界に誇る研究内容と,ゼミの様子などを紹介します。
実験装置を前に、先輩達が実際にやっている自分たちの研究を披露します。


Open Lab !

10/18 (水)

10/24 (火)

10/27 (金)

18:30 から約1時間半を予定しています。

場 所: 3C317 (論理回路実験室の向い) access 参照

情報科学類・情報メディア創成学類の両方が対象です。
このほか質問・相談・上記日程は都合がつかない、などは酒井まで随時連絡して下さい。 

酒井: x5348, x7275, sakai (at) cs.tsukuba.ac.jp


卒業研究のテーマ

視 覚 科 学 (指導教員:酒井)

  私達の研究室では、人の視覚の計算メカニズムを解明する研究をしています。具体的には3次元知覚、
  形の知覚、図地分離、質感の知覚、注意、皮質神経細胞の符号化、などを対象とします。
  「視覚情報科学」の話題に興味をもった人はぜひどうぞ。まさにそういった研究を、世界を
  舞台に繰り広げています!

研究方法としては、

(1)大脳皮質のモデルを作って計算機上でシミュレーションをする計算論、
(2)機械学習や高度な統計処理を使った 神経・認知活動の生体ビッグデータ解析、
(3)物理(光学)に忠実に計算した精緻なCGを使って画像を作り、それを被験者に判断させる心理物理実験
です。

研究テーマは,例えば, 

    (1)4次元世界(3:空間+1:時間)を人間はどうやって知覚しているのか、を知る心理物理
       実験。質感(陰影・テクスチャ・表面の反射特性)などからの3次元形状知覚。
                                ー 革新的なコンピュータビジョンへ

    (2)脳をモデル化して、その活動をシミュレーションする:細胞活動の群化・面の知覚・
       主観的輪郭
などを再現する。大脳皮質が,物の形をどう符号化して表現しているかを知る。
                                ー 未知の計算・記憶の原理へ

    (3)細胞が周りの細胞とどのようにコミュニケーションをしているかを探る実験。
                         ー 超並列分散処理の秘密を探る。次世代 DeepNet へ

    (4)感情やトラウマで,どのように色や形の知覚・注意・意識が変調するか,を探る心理物理実験
       と皮質モデルの構築。       ー 感情や意識を定量的に科学する新しい学問領域です。

    これまでの研究を覗くには、 Research へどうぞ。


Message from Ko:

 脳と心を探求してみたい,人の視覚は驚異だ,21世紀は情報と生物の時代だ,次世代の画像認識はオレ(ワタシ)が作る,真理や本質を科学してみたい,今求められる技術者は10年後には要らなくなる,日本は狭い,発表するなら海外だ,ワタシ(オレ)は掘り出し物を見つける才能がある,幸運に巡り会うまでは努力だ,目標は高く嫌なことは忘れよう,出会いを大切にしたい,などと思ったことはありませんか? いずれも一流の研究をするために大切なことです。あなたもそうなら大歓迎!! 逆に,「どういう人は止めといた方がいい?」と聞かれれば,一番楽なラボを選びたい,自然科学は嫌い,来年には売れるものを作りたい,といった人でしょうか。 

 私・僕にできるかなぁ,という心配は要りません。このラボの一番の財産は,面倒見のよい先輩達です。些細なことでも遠慮せずに教えてもらって下さい。最初の1年は暗中模索で不安もあると思いますが,あっというまに学会発表です。3年後には研究を離れるのが寂しくなります!! 

 なお,酒井はH30年5〜6月の間出張します。この間は,Skype/Onlineでの指導,非常勤講師・研究員による指導になりますのでご承知おき下さい。



© Ko Sakai 2014